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株式会社アントレ

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企業名:株式会社アントレ

業種:独立・開業領域における求人メディアの運営事業

社員数:50名

  • お客様の課題

    • 大企業の1事業部門をカーブアウトする際にバックオフィス機能を有していなかったため、MBO実施後の経営管理体制に不安があった。
    • 本体のリクルートからは、MBO実施後一定期間中にシェアードサービスのすべてを解消することを求められていた。
  • 支援内容とその成果

    • アクトアドバイザーズ株式会社、税理士法人、社会保険労務士法人により、経営管理アウトソーシング契約(経理記帳・出納・給与計算)、税務顧問契約、労務顧問契約を締結し、一部の事務担当者を除きバックオフィスの社員を雇用することなくMBOを実行、滞りなく管理業務を軌道に乗せることができた。
    • MBO実施後の精緻な中期計画、年間予算の策定に際しても当社が支援を行った。
    • 中期計画及び予算策定後も取締役会及び経営会議に当社メンバーも参加し、業績管理の支援を継続。

サービス開始から22年でリクルートから分社独立

独立・開業を目指す人々に向けた求人メディアを運営する株式会社アントレ。2019年4月に設立された新しい会社です。
と言っても、その社名に耳なじみのある方は多いはず。メディアとしての『アントレ』は株式会社リクルートにおいて1997年からサービスがスタートし、すでに20年以上の歴史を誇っています。

なぜ今、そのアントレが分社独立したのか。リクルート時代から長くアントレの事業に携わり新会社で社長を務める菊池保人さんは、その経緯をこう話します。

「約30万人の会員登録をいただき、毎年5,000人ほどの独立開業者をサポートしてきたアントレは、これまでも事業部としてそれなりの利益を出してきました。しかしリクルート全体から見れば、それほど大きい事業部ではなかった。一方で独立、パラレルワーク、副業といろいろな働き方が広がる中で、自分たちで出した利益を自分たちの意思でアントレの事業に投下できないジレンマがありました。

もしかしたら、リクルートグループの中にいることの相乗効果に頼るよりも、外に出て新しいスタートを切ったほうが、時代に即したサービスを提供し成長できるんじゃないか。そんな想いから、1年かけて準備を整え、分社化をしました。」

菊池社長と共にリクルート時代からアントレの事業に最前線で関わり、新会社で取締役に就任した川本傑さんもこう語ります。

「以前は検討できる事業の範囲も狭かったですし、やってはいけないことがとても多かったんです。私自身も独立志向が高かったので、外に出て新しい株主のもとでチャレンジしてみたいという想いがどんどん高まっていました。」

バックオフィスの機能を持たないまま分社化へ

未上場株式等への投資業務を手掛けるアント・キャピタル・パートナーズ株式会社を株主として経営体制も整い、事業として新しいスタートを切る見込みは立ちました。しかし、企業として一つだけ決定的に欠けているものがあったと菊池社長は言います。
「そもそも企業の一事業部でしたから、バックオフィスの機能をまったく持っていませんでした。経理もいなければ総務も人事もいない状態のまま、リクルート時代からの事業部メンバー40数人で立ち上げなければいけなかったわけです。

それまで人事、財務、労務に関しては完全に会社に守られていましたから、この規模の組織に何人バックオフィスのスタッフがいたらいいかもわからないし、多くのスタッフを新たに雇用するほどのパワーもまだない。さあどうしようかという時にアント・キャピタル・パートナーズさんから紹介されたのが、アクトアドバイザーズさんでした。とにかくアント・キャピタルさんはアクトさんに大きな信頼を置いている。それなら我々にとってもウェルカムだということで、新会社のスタート時からご一緒することになりました。」

直感的に「アクトさんは他とは違うな」と

最初は経理まわりの業務を外注する「アウトソーサー」としてアクトアドバイザーズを捉えていたという菊池社長。給与計算や人事労務面などで発生する毎月の業務で信頼関係を構築する中で、アクトアドバイザーズに対する印象が大きく変わった出来事があったと言います。

設立後のバタバタが一山超えた頃、社長の矢野さんから“もっと踏み込んでお付き合いしたい”というお話があったんです。事業計画とか、そういうものを積み上げる上でも協力させて欲しいと。

僕らはまだ一期目も終わっていないところで、経営計画もまだ机上の空論だったりするわけです。しかも、プロではないので計画のどこかに問題点があったとしても気づかない。その不安な部分に踏み込んできてくれたことで、直感的に“アクトアドバイザーズという会社は他とは違うな”と思うようになりました。」

経営として当然のことをズバッと言ってくれる“強さ”

実際に中期計画を共に揉み込む場を作り、意見を交換する中で、菊池社長はその直感が正しかったと感じるようになります。
「次の三か年、五か年に向けてどうやって利益を出し続けたらいいか、どう戦略を立てるか、我々もいろいろと理想を掲げて考えるわけです。でもその中で矢野さんが、“理想だけではなく、何のためにそれをやるのか、その理由を明確に言えなければだめですよ”と言ったんです。

株主がいる状況下で、何のためにお金を投下するかをシャープに言えなければいけない。それは当然わかってはいましたが、分社化し、計画を立て、まだ未来への理想にあふれていた時に、経営において当然考えるべきことをズバッと言われたわけです。

当然のことをズバッと言うって、難しいことでもありますよね。あの時に、アクトさんの想いの強さや矢野さんの社長としての勇気を感じて、この人たちと一緒なら間違いないと確信を持つようになりました。一緒に考え、一緒に悩み、自分の考えはこうだと、また違うことは違うと言い合える、そんな関係が持てた。これがアクトさんと組んだことによる最大のメリットではないでしょうか。」

現場のスタッフもアクトさんが大好き

川本さんも、アクトアドバイザーズとタッグを組んだことによるメリットをこう語ります。
「一番はスピード感ですね。財務や労務周りはもちろん、事業計画の立案に至るまで、オフィスのメンバーと同じスピード感でコミュニケーションできている感覚があります。
おそらく、企画部門と営業部門しか持たない50人規模の会社がバックオフィスなしで運営できているってすごい話ですよね。それができているのは紛れもなくアクトさんのおかげ。もしアクトさんとの出会いがいなかったら、いまだにバックオフィスの採用活動をしていたんじゃないかなと思います。

営業など現場のスタッフもアクトさんが大好きみたいで、“これからアクトさんが来るよ”と伝えると“出迎えに行っていいですか?”って言うんです。社員とのそんなリレーションシップもありがたいですね。」

10年後もきっと“アクトさんがいてくれたから”と言っている

働き方が多様化し、自分の知識やスキルで独立起業する人が増え、企業においても副業への意識が大きく変化する中、自分達が手掛けるビジネスへの追い風を感じると話す菊池社長。その風を受けながら思い描くのは、こんな10年後だそうです。

「今、6700万人いる日本の労働力人口の90%は企業に雇われています。このこと自体がおそらく異常な状態で、だからこそ雇用において正規・非正規といった概念が生まれてしまうわけですが、そうではない働き方のモデルを僕らが証明してあげられれば、この事業は非常に社会的意義の大きなものになるでしょう。その意義を考えながら、この先10年で“独立と言ったらアントレ”と純粋に想起してもらえるようなブランドを作り上げたいと思っています。

では、10年後に本当にそれが実現したとして、なぜそれが実現できたのか、その実現を支えたのは誰だったんだと聞かれた時に、何と答えているか。僕はきっと、“アクトさんがいてくれたから”と答えているんじゃないかと思うんです。

そのためにも、一緒にやっていてよかったと思える時間をもっともっと積み上げていきたいですね。」

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