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事例紹介

ワールドプラス

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  • プライベートエクイティファンド投資先

企業名:株式会社ワールドプラス

業種:24時間型スポーツジム運営及び同フランチャイズサービス

社員数:70名

  • お客様の課題

    • 設立3期目の2020年、同社は投資ファンドであるサンライズ・キャピタルとの資本提携を機に、さらなる成長と企業価値向上を目指した改革に着手する。
    • その際、顧客管理システムや社内の諸業務管理システムから各制度の構築に至るまで、多岐にわたる対応課題が浮かび上がったが、社内のみでこれらを速やかに解決することは困難と考えられた。
  • 支援内容とその成果

    • アクトアドバイザーズ株式会社により、まず現状把握と課題の特定を行い、解決すべき諸システムの選定と開発・導入から支援を開始。
    • そこから徐々に対応テーマを広げ、最終的には顧客情報や業務管理にとどまらず人事制度や組織業務、集客方法に至るまで幅広い改革・整備を実現。

気軽に通えるマシン特化型フィットネスを全国展開

より多くの方に「充実した時間」と「健康維持の目標」を提供したい――2017年に創業した株式会社ワールドプラスは、そんな使命感のもと、24時間・年中無休のマシン特化型フィットネス施設を全国に展開する企業です。「通うというより、立ち寄るジム」のコピーのとおり、仕事の帰路や予定のない休日にふらりと寄れる距離感を大切に、主として郊外に出店。2019年には全国100店舗、会員数7万人以上を達成しています。

そんなワールドプラスは、2020年8月、投資ファンドのサンライズ・キャピタルと資本提携を結び、さらなる成長を目指してスタートを切りました。この資本提携はなぜ実現したのか――CLSAキャピタルパートナーズジャパン株式会社のエグゼクティブディレクターであり本件の支援担当者である前田泰典さんは、その理由について、「実は、フィットネス業界には何年も前から魅力を感じていたのです」と話します。

「高齢社会ゆえに健康維持・身体機能維持への関心が高まっている現在、フィットネスは社会的意義の大きい事業と認識しており、何年も前から『ぜひこの業界の中で出資をしたい』と思っていました。チャンスに恵まれないまま数年が経過し、ようやく出会ったのがワールドプラスです。同社が新しいオーナーを探しているという話に接し、またとない機会と考えて手を挙げました」

2021年現在の店舗数は121店舗。新型コロナウイルスの影響もあって、出店ペースはややスローダウンさせているものの、「現在は足元を固めている時期」と、同社の管理本部長・早川純一さんは語ります。「コロナ禍はフィットネス業界全体にとっての打撃であり、当社でも一時的な会員数の減少を余儀なくされました。しかし、2021年11月の直近5ヶ月の会員数は、幸い回復傾向にあります。2022年以降は、より店舗数を拡大すべく、ふたたび積極的に動いていかなくてはなりません。今は、今後のことも見越して、内部管理の高度化を進めている状況です」

幅広い支援をワンストップで提供するところに強みがある

早川さんが触れた「内部管理の高度化」。2020年以来、依頼を受けて、その支援に携わってきたのがアクトアドバイザーズ)でした。

なぜアクトアドバイザーズを選んだのでしょうか。前田さんは「以前に一度、同様に支援をお願いしたことがあり、その内容がとても満足のいくものだったからです」と微笑みます。

「我々が出資・支援する企業は、基本的にオーナー様が一代で築き上げ、急成長させられたような企業が多いのです。ただ、そのような企業はビジネスの勢いに社内体制の整備が追いつかず、それを実施する人手も足りないという状況にあることが少なくありません。したがって、内部の改善や効率化に力を貸してくださる良いアドバイザーは不可欠です。アクトさんは以前の案件でも的確なサポートをしてくださり、私の中ではすでにパートナーという認識でしたので、こちらでもお願いするに至りました」

当初は、早期に解決すべきシステムの洗い出しと、その開発・導入から始まったという支援。それはやがて次の課題、また次の課題の拾い上げへとつながっていき、時には合意の上で進めていた改善が手戻りすることもあったといいますが、「その都度、アクトさんが、内容からスケジュールの引き直しまで調整してくださいました。まさにこちらとアクトさんでの二人三脚でした」と早川さん。最終的には顧客情報管理から財務会計、給与計算システム等といった日々の業務にかかわる部分から人事制度の設計や役職者の目標設計といった社としての姿勢・ポリシーを体現する部分、さらには集客方法の提案まで、アクトアドバイザーズが支援にかかわった項目は広範囲に拡大しました。

アクトアドバイザーズの強みについて、前田さんは次のように評します。「アクトさんの良い点は、ワンストップでお願いできるところですね。株主という立場から会社を良くしようという視点で見たときには、あるひとつの会社の中に、解決したいと思う課題が複数浮かび上がってくるのが常です。その一つひとつは財務であったり管理であったりと多岐にわたり、しかもいずれも専門性のある内容ですので、本来であれば個別にアドバイザーを依頼しなくてはなりません。しかし、アクトさんはアクトさんだけで多様な分野に対応できる力を持っている。我々からすると効率がよく、とても助かっています」

早川さんも、「当社のためにベストを尽くしてくださること。それがアクトさんの良さだと思います」と話します。

「アクトさんは個々のアドバイザーの能力・経験値が高いと感じます。おひとりの方が、会計、税務からシステム、戦略、人事と非常に広範な経験をお持ちであることもあり、ひとつの問題に対して様々な検証をしてくださいます。したがって、この問題は解消したけどこっちに問題が出て残ってしまっている……などという、普通よくあるであろうケースも、アクトさんとのおつきあいの中では経験がありません。いつも手を抜かず問題に向き合い、どんな些細なことでも我々のためにベストを尽くし、最善の形に導いてくださるのは、本当にすばらしいところだと思います」

土壌は整えられた。あとは「いかに成長するか」だけ

早川さんは、印象に残るエピソードとして、次のようなことを語ってくれました。「アクトさんの支援が開始されて2ヶ月後くらいでしょうか。当時は、改善に向けて各種のデータを集め、分析しているフェーズでしたが、あれもこれもと出てくる些末な問題に気を取られ、それらすべてに対処しようとして、結果的に時間のかけかたのバランスが悪くなったことがありました。そんな中、アクトさんに情報を共有し問題解決についての議論を進めていたところ、『今、お話しされている問題よりも、別の問題の方が大事です。まずそちらを優先し、他は優先度を下げましょう』と、根拠をまじえてきっぱりと仰ってくださいました。私自身、数ヶ月後に、そのときのアクトさんの言葉がまさに正しかったことに気づきました。当社の状況をしっかり理解してアドバイスしてくださったことに感謝しています」

これまでの様々な支援により、社の状況が整いつつある現在。前田さんはワールドプラスの今後について望むことを語ってくれました。

「私たちが参入してきたタイミングは、まさにコロナ禍の真っただ中。したがって、この1年半、特に目指してきたのは事業を伸ばす・拡大するということよりも地盤の整備でした。その点については、アクトさんのご協力もあってしっかり進捗したと思いますので、この先はもう一度アクセルを踏み込む段階。アクトさんが離れたあとも、ワールドプラスという会社の力で伸びていけるだけの土壌はできてきていますから、あとは会社の皆さんと協力して事業を大きく成長・発展させたいです。小規模かつトレーニングマシンの設置に特化してリーズナブルな料金でフィットネスの場を提供するワールドプラスの店舗スタイルは、消費者目線で見て利便性や付加価値の高い業態ですから、ジャンプアップの可能性は大きいと信じています」

よりいっそうの発展に向けて歩むワールドプラス。大きな花のつぼみが花開くそのときは、すぐそこに来ています。

(2021年10月取材)

 

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